岐山県周公廟考古現場より、周公廟広場前200メートルの所で、5000年の天井式住宅遺跡が
発見されました。この住宅は80平方メートルあり、地面が硬くて綺麗で、柱の礎石が分布してい
ます。正面には二つの窯洞があり、高さ2メートルで、面積は10平方メートルあります。窯洞の
内壁には白い石灰で塗ってあります。遺跡の中には四つの暖炉が見付かりました。明るい庭園に
は生産用の石製生産用具と生活用の陶器生活用具が置かれてあります。
周公廟考古隊隊長、中国考古学研究センター主任、北京大学考古文博学院教授の徐天進氏に
より、龍山時期の天井式窯洞住宅として、これほど面積が大きく、施設が完備され、保存状態が
良いのが関中地区では始めて発見され、当時の社会及び家庭構成の研究には重要な意義を持っ
ています。
考古人員の作業現場
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三次元法で復元住宅の外形
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三次元法で復元窯洞内部
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