このほど、敦煌研究院副院長王旭東氏より、敦煌莫高窟は最も先進なデジタル技術を利用して、
現在の洞窟を真似て、観光客にデジタル洞窟を建設する予定です。このデジタル洞窟は世界範囲で
は初めてです。
敦煌莫高窟は現存している洞窟は735個、彩色した塑像は2000身あまり、壁画は45000平方メート
ルあり、東方芸術の宝庫だと称され、特別な歴史、芸術、科学価値を持ち、中国乃至世界では重要
な地位を占めています。1987年には世界文化遺産名録に登録されていました。但し、敦煌莫高窟の
文化財自身は材質は脆弱で、洞窟内の空間も小さいから、近年には、どんどん増えてきた観光客は
洞窟に入って、文化財の保護と利用の矛盾はますます厳しくなってきました。
今回の保護プロジェクトではデジタル技術を利用し、敦煌莫高窟の170個A級洞窟の文化財の撮
影、処理、データーベース建設を完成します。建設出来たら、観光客センターでデジタル技術を利用
して、観光客に莫高窟の歴史を展示、紹介します。
デジタル洞窟を使用したら、観光客は洞窟に入らなくても、はっきりと壁画と塑像芸術を鑑賞でき、
有効的に洞窟内の観光時間を縮短し、それで、文化財自身をよく保存できます。