西安市長安区苗駕庄村の民家で漢代の銭範(貨幣を鋳造する型)が出土されました。陝西省文物
考古専門家により、今回銭範出土場所の苗駕庄村は漢代国家造幣センターの兆倫鋳幣遺跡の一部と
定められました。
兆倫遺跡は西安の戸県と長安区の境に位置し、西漢時期に最も重要な国家鋳幣センターで、面積
は90万平方メートル余りあり、規模は極めて大きいです。主体部分は戸県大王鎮兆倫村周辺に位置
しています。
上世紀末から考古専門家は次々に戸県、長安で漢代銭範などの遺物が発見されました。今回銭範
出土場所の苗駕庄村は戸県兆倫村に近いだけでなく、発見された銭範は漢代の五株銭であるから、
兆倫遺跡の範囲内と分かります。
参考資料:新華ネット