2009年6月24日、世界遺産に登録された北京周口店遺跡は 72年ぶりで発掘再開されました。この遺跡では1929年に北京原人の頭蓋骨が発見され、いままで風化によって崩れの危険性が高まっていました。これを保護•修復するため、今回の発掘が行われています。
発掘チームのリーダーは中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の副所長―高星、記者会見で、「発掘の場所は遺跡第1地点の西側部分で、周口店遺跡の『心臓』に当たる部分」、「遺跡として地層が完璧に保存されており、学術的に最も価値が高く、科学的なデータの最も豊富な場所である」と紹介しました。
この発掘作業の予定:6月下旬-7月下旬に亀裂部分の修復を完了し、8-9月にかけて西側全部の修復とサンプルの収集を行います。
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