2009年7月20日、山西省大同市華厳寺修復工事が開始し、観光不可と成りました。この工事は一年ぐらいかかるといわれています。
華厳寺は遼代の重煕 7 年(1140年)に創建され、上寺、下寺に分かれています。上寺の大雄宝殿は中国のもっとも大きい仏殿で、内には色華やかな 21 枚の大型壁画をあしらっています。下寺のチベット式殿堂の内壁には木造の蔵経楼が 38 間連ね、31体の遼代塑像を完璧に保存し、歯を露出した脇侍菩薩がもっとも貴重です。華厳寺の建築、壁画、仏像、飾り天井などはいずれも遼代芸術の傑作と言われています。