昨日(1月4日)、西安閻良国家航空産業基地管理委員会の責任者が記者会見の際、2010年度の下半期に、「地空結合」という新しい航空観光コースを一般公開することになるとのことです。
予定では、一本目のコースは、内府空港から渭南市-華山ー黄帝陵ー韓城ー壺口ー洽川までの空域に(飛行時間は30分間~2時間、飛行高度は200M~3000M)、観光客は、自分で飛行機を操作したり、パラシュートで飛び降りたり、航空撮影するなどの他に、新しい視点から司馬遷観光エリア、華山、黄河のような観光名所も一覧できます。
二本目は、航空工業観光です。観光客は西部地方における最大の航空科学技術館、中国最大の大型民間・軍事用飛行機の製造企業、中国唯一の飛行試験研究・鑑定センターなどを訪れます。
現在では、中国の通用航空発展は、まだ初歩段階にあり、空域の現状としては、低空空域がほとんど解放されていないので、現時点では自家用飛行機は民航の航路上のみで申請することしかできません。西安閻良国家航空産業基地蒲城通用航空産業パークは、実行可能な調査などを行い、中国低空空域を解放する突破口になる望みがあるようです。