11月12日〜12月8日まで、ブータン・インド・ネパール・インドを回ってき11 ました(インドには同じツアーで2度訪れています。→これが重要)ついでに往路はバンコク経由です。この間にバンコクでは空港占拠(11月26日〜数日)、インドのムンバイでは爆破事件(11月26日)と本当に今年は「二村が行くと後で何かが起こる」というジンクスを証明する結果となってしまいました。実際は、世界が激動の時代を迎えているだけなのですが・・・。
しかし、ムンバイの事件に関しては一言。今年は3回もインドに行き、その時のガイド情報(3人のガイド)で、次はムンバイが危ないという情報がすでに流れていました。直前の11月19日のガントク(インドのシッキム州)のガイドにも、次はムンバイだという話を再度聞き、レポートにその旨を書き残したほどです。直後、実際にムンバイで事件がおきて身震いしました。現地の重要な情報は、ニュースではなく、意外と現地の人の風評が役にたちます。
さて、来年はどんな年になるのやら。25日〜1日まで北海道、1月20日〜2月6日ミャンマー、2月20日〜3月16日エジプト・リビア・チェニジア・アルジェリア・モロッコと回ってきます。 *今年は忙しく、あまりメールマガジンを送れませんでした。どうもすいません。
今回も、たいした写真ではありませんのであしからず。
1.知られざる被災地
ネパール南部、ビラトナガルとジャナカプールの間に流れるコシ河が、今夏氾濫。甚大な被害をもたらしました。未だに5万人以上の人が、写真のような避難生活をおくっています。道路沿いには、延々と連なるテントの列、そして列。我々も夏前までは畑だった氾濫原を船で渡りました。日本ではほとんど報道されていませんが、実際に現場を見た事もあり、今回のツアー中では、テロより、空港閉鎖より最も衝撃的でした。
2.タージマハール
2 言わずと知れたタージマハール。テロ事件から10日後の12月6日に訪問しました。観光客の数がやはり少なめで、出会った日本人は、朝ホテルで挨拶を交わした二人だけ。テロに最も敏感に反応するのは日本人で、欧米人の姿は、普通に見られました。
3.笑顔の小学生
暗い話ばかりになってしまったので、最後はかわいい写真で締めくくります。 3 上はブータンの小学生。女の子はキラという民族衣装を着ています。 4 下はインドの小学生。オート三輪をスクールバスにして、学校に向かう子供達。
カメラを向けたら大騒ぎ。ブータンもインドの学校も制服を採用しています。世界では色々な事が起こっていますが、子供は心を和ませてくれます。子供の笑顔は宝です。子供の笑顔を見られる社会を!何かくさい締めになってしまいましたが、来年もよろしくお願いします。